ブログ第一歩
なぜこのブログを作ったか。
初めての記事はそれを書こうと思う。
私は今地方の国立大で院生をやっている。
院生といっても純粋に学問を究めたいと思っているわけではない。
ただこの就職氷河期で有利だと思ったから進学を選んだのだ。
しかし、なんとなく授業を受けて、就活に有利になるためだけの資格の勉強をし、卒業するためだけに研究する生活にモヤモヤした気持ちを抱いていた。
もちろん院生というのは研究に対する志を持ってなるべきであるのは分かっている。
しかし、現在多くの院生は就活で有利なように、または就活が失敗したからという理由で進学している。
そんな自分の人生なんだかなーと思っていたところ、「よるヒル超会議」という言論イベントを見て衝撃を受けた。
坂口恭平という 新政府を作ろうとしている人の話しがとにかくすごかった。
内容はあまり理解できなかったものの、 溢れ出るエネルギーだけは感じとった。
すぐに氏 の著書である「独立国家のつくりかた」を買って読んだ。
どうやら世界はレイヤー構造というもので出来ていて、私たちの大多数が見ている世界は匿名化されたレイヤーだというのだ。
それはつまり、みんなの無意識が作り出した「当たり前の人生・生活」 以外にも生きる方法があることを示している。
それを思考して見つけるべきだと書いてあった。
それを読んで自分の事を考えてみると、大学進学して就職するという「社会のレール」にただ何も考えずに乗っていることに気付いた。
もっと思考して、自分が生きるってことを考えなくてはいけないと思った。
そのための第一歩としてこのブログを作ったのだ。
今はまだ何も考えてない。
ただ感じているのは、 スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業講演で言ったように、人間は自分の情熱に従って生きた方がいいってこと。
当たり前なのかもしれないけど、案外できない事だと思う。
いつか私が尊敬する岡田斗司夫氏や、家入一真氏、川上量生氏といった人達と同じステージに立ちたいと思うのだ。
それは自己実現だが、
最終的には坂口氏がいうように、社会実現である使命と呼べるようなものを見つけたい。
まあ、気負うと楽しくなくなるので、気楽にやっていきます。